就活振り返り
はじめに
僕は現地点で23卒のB3なのですが、ありがたいことに第一志望である企業から内定をいただいたので、すでに就活を終了しています。
年が明ける前にこれまでの就活の経験をまとめておきたいと思います。
ぜひこれから就活をする人や、24卒以降の方に参考にしてもらえたら嬉しいです!
ただし、僕はWeb系の企業でエンジニアとして就活をしたので、業種や業界が違う人には参考にならない部分もあるかもしれません。
なお、公開してはまずい情報などもあると思いますので、今回は具体的な企業名や選考内容については触れませんのでご了承ください。
就活中にやったことや考え方、当時の気持ちあたりを伝えれたらと思います!
インターン前までの経歴
大学入学前
ここは一番参考にならないところだと思いますが、僕は
高校卒業 → 専門学校 → 就職 → 退職 → 大学
という経歴があります。
正直初めはこれで就活が不利になると思っていたので、他の部分で力をつけて年齢をカバーすることを意識していました。 ちなみに、IT系とは全く関係ない仕事をしていたので、大学に入るまではプログラミングがなんなのかすらよくわかっていませんでした。
いずれ昔の話もブログに書きたいなーとは思いますが、今回はこれぐらいで。
大学での活動
就活の中で話したことで話した大学での活動はこんな感じです。
課外活動
- 学生ベンチャー企業「CirKit」で1年時から活動(詳しい活動内容はこちら)
- 1年時にはHP制作を企画立ち上げからやり、初のリーダーとなる
- 2年時には受託開発の案件のエンジニア兼プロダクトリーダーとして開発に携わる
- 3年時にはエンジニア以外も含めたCirKitの全学生をまとめるリーダーとして活動
- 地域活性化として観光地をアプリで盛り上げるプロジェクトにほぼ立ち上げから関わり、iOSアプリ開発やWebサイト製作を行う
個人開発
- 「Effector Geek」という音楽機材まとめサイトみたいなものを React で開発
- 電卓など簡単なアプリを React や Vue で開発
言語経験
- HTML & CSS: 大体のことはできる
- JS & TS: 個人制作を中心によく使っていた
- Ruby: 受託開発で使っていて、だいたいわかってるぐらい
- Swift: スマホアプリがわからなさすぎて途中で挫折
- Python: 授業でやった程度だが競プロ系の問題で使っていた
- C: 授業でやったけどよくわからん
- Java: 授業でやったけどよくわからん
B3の活動履歴
4月
インターンの応募しなきゃなーと思ってただけ。応募はしてない。
CirKitの活動がまだ忙しくてそれでいっぱいいっぱいでした。
5月 ~ 7月
サマーインターンに本格的に応募を初めて、授業と課外活動とインターン選考で大忙しでしたね。 インターンはWeb系の有名な企業ばかりに合計12社応募して、2社だけなんとか受かりました。 それ以外だと、落ちたけど本選考の書類選考とか一次面接を免除しますみたいに言ってもらえた企業さんがあったのは嬉しかったです。
8月 ~ 9月
前半は課外活動、後半はインターンみたいな感じ。
10月
インターンが終わってホッとする間もなく、インターン選考を受けた企業さんから早期選考の案内が届きました。 5社ぐらいにエントリーして、10月後半から本選考のコーディング試験や面接が始まりました。 まだ課外活動もがっつりあった中で自己分析とかもしないとみたいな感じで結構しんどかったかも。
11月
前半までは、とにかくエントリーした企業の選考を進めてました。
そして中頃に初めてお祈りされた企業が出てきて、ここでメンタルが一気にボロボロに…。 手持ちが減っていくのに、次の企業に申し込むのが億劫みたいな状態がが続いていました。
後半になると就活エージェントから声がかかり、エージェントと面談をしていくつか企業を紹介してもえました。 この面談とかで自分の就活の軸や方向性を整理でき、少し立ち直りはじめることができたため、エージェント経由で3社エントリーしました。 ちなみに使った就活サポートはこの二つです。
12月
自己分析をやり続けたことで、やりたいことがかなり明確になってきている状況でした。 おかげでむしろ就活をいい経験にしたいとか思えるようになってきておりメンタルも回復気味。 この時点で早期選考を受けていた企業がまだ残っていたので、新しくエントリーした会社と合わせて選考を進めていました。
そうしたら中頃になったぐらいで、なんと一番行きたいと思っていた企業さんから内定をいただきました! 承諾してそこで就活は終了です。
就活中にやったこと
企業の探し方
基本的に企業に出会った方法は以下の二つです。
- 魔法のスプレッドシート
- オンライン合同説明会(サポーターズなど)
僕のようにインターンから本選考の案内が来るっていうのは結構多いと思うので、インターンの時点から幅広く探せるといいと思います。
企業研究
基本的には、ホームページやその会社のブログ記事などを片っ端から見て、どういう会社なのかを調べましました。
僕がやったことで、おすすめなのは以下3つですね。
- 企業のまとめメモやノートを作っていつでも見返したり、比較できるようにする
- 「企業名 決算書」で検索してその企業の決算資料などから企業の方向性や状況を知る
- 興味を持った企業の説明会やイベントにはできる限り参加する
自己分析
これに関してはこれをやったというのがないんですよね…。 ひたすら「自分がしたいことは何か?」「今後何をやれたら幸せなのか?」とかを自問自答しまくりました。
一つおすすめをするなら、これらをメモに適当に書いた方がいいですね。頭だけで考えるより整理できると思います。 あとは、可能であれば周りの友達や先輩、教授など相談できる人がいれば話を聞いてもらうだけでもいいので話すことがおすすめです。
選考対策
コーディング試験
普段競技プログラミングとかをやっている人であれば、わざわざ対策をする必要はないと思います。
僕は4月ごろまではほとんどやったことがなかったので、AtCoderに登録して過去問を何問か解いてみるぐらいはやりました。
独特なところもあり、慣れがある程度あると思うので、僕と同じようにコンテストに出なくても過去問を解いてみるぐらいはしてみるといいと思います。
面接
どこの面接でも必ず聞かれることがあるので、そこは準備をしました。
- 1分ぐらいの自己紹介
- 自分が今までやってきた開発
- 就活の軸
- 逆質問
これらはだいたいどの面接でも話すことになると思うので、事前に考えておくといいです。 ただし、一言一句暗記するのではなく、箇条書きとかでポイントをまとめておき、いつでも思い出せるようにしておくのがポイントです。
あと、自分がやってきた開発についてはかなり深堀されるので
- 開発の経緯
- 技術選定の理由
- 自分がどこを担当したのか
- チームか個人か
- チームであればどうやってチーム開発を進めたのか
- 工夫したところ
- 大変だったこと、それをどうやって乗り越えたか
あたりをまとめておきましょう。
これら以外だと技術系の質問とかもありますが、大抵は小手先のものは通用しないので、うまく答えれたらラッキーぐらいでいいと思います。
就活で大切だと思ったこと
最後に、就活をしていて僕が大切だと思ったことをお伝えしたいと思います。
企業と自分の方向性がマッチするのかが一番大切
選考対策とかいろいろ書きましたが、就活においてはこれが一番大切になります。どれだけ技術力が高くても「この人はうちの企業にはあわないな」と思われてしまったら受からないし、逆にそこまで技術力が高くなくても「この人はうちの企業で頑張れそうだな」と思ってもらえれば採用してもらえます。
これを大切にすれば、就職後のミスマッチとかも減らせると思うので、受ける側もこの企業が自分に合っているかを大切にしてみてください。
僕も最初はあまり興味がないところでも受けてみることをしてましたが、面接時に明らかにお互いがミスマッチだと感じる雰囲気があって不採用になってしまったことがありました。それだとお互いに損しかないので、できる限りマッチした企業を探してみてください。
しんどいのが普通
就活中はしんどいと思うことが多いと思いますが、それは誰もがそうです。優秀だと思うような人でもめちゃくちゃ悩んで就活をしていたりします(たぶん)。
なので、周りを見るのではなく自分がどうなのかを考えればいいですし、メンタルケアも就活の一つです。
友達と遊んだり、好きなことをして休憩をはさみつつ就活をして大丈夫ですよ。
自然体で選考を受けよう
就活はどれだけ話を盛れるかみたいに言う人もいますが、今までやってきたことや考えをしっかり話せればマッチする企業は必ずあります。
なので、自分を普段よりよく見せようとしたり、嘘をついたりすると自分が思っていたところとは違う方向に話が進んでしまい詰むことは珍しくありません。
付け焼き刃の自分ではなく、自然体の自分をどれだけわかりやすく伝えるかというようにしましょう。
まとめ
就活は大変だと思いますが、真剣にやれば終わった後にはいい経験だったと思えるようになります。実際ここまで自分のことを考えることってないと思うので、就活を乗り切ってみんなが成長できることを僕も願っています!
もしもっと細かい話が聞きたいなどあれば、Twitterとかで連絡してもらえれば答えられると思うので、いつでも連絡してください!!